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24時間テレビ「ジャニーズ錦戸起用」に抗議

日本テレビ系の大型チャリティー番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」で31日、マラソンランナーを務めた「TOKIO」のリーダー城島茂(43)が見 事、101キロを完走。感動のうちにフィナーレを迎えた。ただその舞台裏ではドタバタ劇が発生。出演者をめぐって日テレが抗議を食らう一方、別の問題では 日テレが猛抗議する一幕もあったとか。37回の歴史を数える“夏の風物詩番組”は今年もハプニング続出だった。

 生放送では予想できない珍事が起きるだけに、今年の「24時間テレビ」はオンエアされた中だけでも多くのハプニングが発生。まずは城島が神奈川県内でマラソンをスタートした際、いきなりコースを間違えて笑いを誘った。

 恒例の募金活動では、メーンパーソナリティーを務めた7人組ジャニーズグループ「関ジャニ∞」のうち、大倉忠義(29)が“握手拒否”に遭った。募金し た一般女性に大倉が右手を差し伸べると「パチン!」と叩かれたのだ。困惑した大倉は隣にいた村上信五(32)と顔を見合わせ、苦笑いするのみ。ネットでは その模様が動画でアップされた。

 だが舞台裏では、それ以上のドタバタ劇が発生。日テレが抗議を受けたり、反対に抗議する事態が起きていたのだ。まず抗議を受けた案件は、メーンパーソナリティーの人選。「関ジャニ」のメンバーである錦戸亮(29)の出演に批判の声が続出した。

「錦戸さんらが『一般女性のケータイを取り上げ、そのまま立ち去った』と7月に報じられたが、この“窃盗事件”の影響です。局の視聴者センター部に『彼をチャリティー番組の司会に起用していいのか!』といった多くの声が寄せられたんです」(日テレ関係者)

 この事件は本紙が7月にスクープ。錦戸が赤西仁(30)、山下智久(29)ら、いわゆる「赤西軍団」と一緒に東京・六本木で一般人グループとトラブルに なり、その様子を撮影した女性のケータイを盗んだというもの。前代未聞のスキャンダルの余波が「24時間テレビ」にまで及んだわけだ。

「『関ジャニ』のメンバーで錦戸さんだけ出演しなかったら、騒動の影響だと一目瞭然。番組スタッフも頭を抱えていた。それに日本武道館での生放送で、集まった一般の観覧者から『事件を起こしたくせに!』とか罵声が飛ばないかヒヤヒヤした」(制作会社関係者)

 錦戸は番組上では何事もなかったかのように笑顔を振りまいていたが、番組スタッフは現場でも冷や汗モノだったわけだ。

 一方、日テレが抗議したのは、あるネット報道に対してだ。これは27日、“寄付金に含まれるグッズ収益約30億円が消えた”とネット上で報道されたもの。これに、同局が激怒したという。

「今年から募金活動は、昨年12月に発足した『公益社団法人 24時間テレビチャリティー委員会』が担うようになった。本当に寄付しているのか怪しいと言 われますからね(苦笑)。寄付活動の透明性を高め、サイト上でも逐一報告してちゃんとやっています。にもかかわらず、使途不明のように伝えられた。局は弁 護士を立てて猛抗議し、記事を削除させたそうです」(放送作家)

 この抗議について、本紙が日テレ広報IR部に問い合わせたところ「掲載された当該記事の内容は事実ではありません」と回答。また錦戸の出演への抗議についても質問したが、こちらについてはコメントしなかった。

 影響力が大きい「24時間テレビ」は毎年、「感動&善意の押し売り」と叩かれやすい。昨年メーンパーソナリティーを務めた「嵐」は「ギャラが5人で5000万円」と週刊誌で報じられ、同局が否定した騒動があった。今年も話題に事欠かなかったようだ。